チーズブランドageの
これまで

TOYO Cheese Factoryは北海道十勝の企業・東陽製袋株式会社長原覚社長の十勝から最高のチーズブランドを作りたいという情熱から始まりました。長原覚の「十勝の農業発展へ貢献したい」という思いから立ち上がったチーズブランドの構想を受け、長原ちさとはゼロからチーズについて勉強。技術を身につけた乳製品製造経験のあるスタッフたちが集まり、構想から開発に10年もの月日を費やして「age」が誕生しました。

「age」の名前には、構想にかけた10年間、手作業でひとつひとつのチーズに応じた適切な管理や熟成を行う数ヶ月もの製造時間、そしてお客様にチーズを楽しんでいただく幸せなひとときへの想いが込められています。ageはお客様に感動を届けるため、原料から製造方法、食べやすさまでこだわり、社員一丸となって試行錯誤して作り上げたチーズブランドです。

長原ちさとのチーズに対する努力と情熱の結果、チーズのプロ資格である「フロマジェ」の認定を道内で初めて取得しました。「第3回日本最優秀フロマジェ選手権大会」では初出場にして優勝し、フランスで行われた世界大会「MONDIAL DU FROMAGE2021」にて世界第３位を受賞。チーズの魅力を知り尽くしたからこそお届けできる、ageの特別なチーズをお楽しみください。

長原ちさとのチーズ作りへの道のりは、単なる好きから専門的な情熱へと変化しました。初めてチーズの勉強を始めたとき、世界中のチーズに関する広範囲な知識、製造方法、取り扱いなど、多くの新しい情報を吸収することに圧倒され、最初は楽しさよりも義務感が先立っていました。しかし、十勝が日本で最もチーズ工房が豊富な地域であることを知り、この地の多様なチーズを世界に紹介できる可能性を見出し、プロフェッショナルな「フロマジェ」の資格を目指すことにしました。フロマジェとしての技術を磨く過程では、チーズのカット技術や取り扱い方法は徐々に向上しましたが、プラトーを作る際の想像力が必要であり、特に季節や場所、シーンを考慮する能力を養うことに苦労しました。

2014年から2年一度開催されている国産ナチュラルチーズのコンクール「Japan Cheese Awards 」にて、2022年に「age 02 Raclette」が銀賞を、「age 03 Gouda」が銅賞を受賞。プロフェッショナルにも認められたageのチーズを、是非皆様のご家庭でも気軽に楽しんでいただきたいです。

長原ちさとは百貨店でのイベント販売におけるTOYO Cheese Factoryの体験は、リピーターのお客様が増えていることから大きな喜びを感じています。お客様から「美味しかったからageに会員登録したよ」と聞くたびに、彼らが友人にもageチーズを紹介し、愛の輪を広げていることを実感し、胸が熱くなります。また、お客様から直接「美味しい！」という感想を聞くことは、何にも代えがたい喜びであり、常に支えてくれる応援団にも深く感謝しています。このような熱い支持を受け、今後は全国のage会員様を集めて「ageファンミーティング」を開催し、皆でチーズプラトーを作ったり、地元の食材を使ったageチーズのペアリングを楽しんでいただくことに挑戦したいと考えています。